お盆も過ぎようとしています。
新人のいちご農家として、次のいちごの作付けが迫ってきて胸が高鳴っています。
今はまるでテストの結果を待つ学生の気分の旅に感覚です。どれだけの手間がかかるのか、どのような天候に恵まれるのか、一つひとつのプロセスが新鮮でわくわくします。土を耕し、苗を植え、水やりを行う日々の積み重ねが、次期の収穫につながることを信じています。
しかし、同時に過去の失敗や困難も頭をよぎります。病気や害虫の脅威、気温の急変、そして自然の摂理には抗うことができないことも多々あります。それでも、先輩農家から学んだ知識や経験を頼りに、失敗を恐れずに前進したいと思っています。
いちご農家として大切なのは、農作業だけでなく、環境との共生です。土壌の健康を保ち、自然のリズムに合わせて栽培を行うことで、美味しくて健康的ないちごを育てることができます。地域の方々に笑顔を届けるために、その使命感を胸に、日々の努力を続けていきたいです。
また、農業は孤独な作業と思われがちですが、実際には多くの人々とのつながりが欠かせません。市場への出荷や情報交換、共同作業など、協力しながら進めていくことが重要です。新たな仲間との交流を楽しみながら、お互いに刺激を受けながら成長していきたいと思います。