瞑想は仕事の生産性を高めるのに大変効果があります。ですが「瞑想ってスピリチュアル?」「本当に効果あるの?」と疑問の方も多いでしょう。
僕も昔はその一人でしたが、実際にやってみたところ「あ、明らかに頭が冴えるようになったな!」と効果を実感できました。
また瞑想の効果は科学的にも証明されており、Googleの社員研修でも取り入れられています。
今回はそんな、瞑想で仕事の生産性を高める方法を紹介します。
仕事に与える一番の瞑想のメリットは、マインドフルネス(目の前の作業に没頭している状態)になれることです。よく好きなことに没頭していると”ゾーンに入る”と言ったりしますが、その感覚に近いと思います。
仕事中にマインドフルネスになり、時間も忘れるくらい作業に没頭できれば、作業の遂行が効率的になり、またケアレスミスも減少させることができます。
1文字でも間違えるとバグが起こるエンジニアの作業にとっても、これは大きなメリットです。
また瞑想によって、感情のコントロール能力も上がります。瞑想を習慣化することで自分や周りの状況を客観的に見る習慣をつけられれば、たとえ不安や嫌なことがあっても冷静に対処することができます。
仕事で理不尽なことがあると、感情に左右されて冷静でいられなくなるのは当然のことです。しかし瞑想で感情をコントロールできれば、そういったイレギュラーな事態にも対応できるようになります。
実は瞑想にも色んなやり方があります。今回はその中でも手軽で、僕が初めに効果を実感した方法をお伝えします。
椅子に座っていても、立っていても大丈夫です。背筋を伸ばしていれば、あとは自分にとってやりやすい姿勢に。
呼吸に集中するため、まずは目を閉じてゆっくり息を吐きます。だいたい7〜8秒かけると良いです。
その後は4秒くらいかけて息を吸い→7〜8秒で息を吐く。これを繰り返していきます。
この時は息の流れ、空気が鼻から喉を通って肺に入り、また肺から口に出ていくイメージを持つと、より呼吸に集中しやすいです。
実際にやってみると、呼吸に意識を向け続けるのは想像以上に難しいはずです。
「途中のタスクどうやって進めようかな」「今日帰ったら何しようかな」などなど、つい別のことを考えてしますと思います。ですがそれは問題ありません。
大切なのは『あ、今別のこと考えてたな』と気付くこと。そして再び呼吸に意識を戻すことです。これになれることで、仕事中につい別のことを考えていても「あ、別のこと考えてたから目の前の作業に集中しよう」と気付き、集中して作業を進めることができます。
瞑想は継続することで効果が出てくるので、継続することが重要です。1日のいつでも、5分でもいいので、2ヶ月瞑想の習慣を続けてみてください。
きっと想像していた以上に作業効率が上がり、また気分も今より前向きになれているはずです。