皆さまこんにちは!
すこやか鍼灸整骨院の菅根誠一です。
先日、運動についてお話しする機会がありました。
またコロナ禍で家にこもることが増えてからシンプルに体操することをお勧めしております。
その中でもラジオ体操が最近あらためて見直されています。
ラジオ体操といえば
「ラジオ体操第一~」から始まる
あの曲が浮かびますよね♪
小学生の頃に夏休みや
体育の時間にする機会が
あったと思いますが、
大人になるとあまりやる機会がないと思います。
ラジオ体操かぁ・・・なんて思った方もいらっしゃるかもしれませんが
実は結構侮れないんです。
とても激しい運動というわけではないので
今回はそんなラジオ体操を詳しく
見ていきたいと思います。
ラジオ体操は有機酸素運動、筋トレ、ストレッチ、バランス運動と総合的な運動で
構成されているんです。
つまりラジオ体操をすれば
プラスで筋トレやストレッチなどを
行う必要はないともいえるんですね。
脂肪の燃焼が促進し、筋肉が鍛えられ
姿勢も整うなどといった効果もあり、血行もよくなって代謝もアップします。
まず、ラジオ体操は1~13までの体操に分かれています。
1~3は日常的に使われている腕と脚を使い、全身の筋肉の刺激を高めて血行を促進します。
4は体幹部の運動で、呼吸器官の働きを高め
5~10は体幹に徐々に刺激を加え、脊柱の柔軟を高めます。
それにより、筋肉を伸展、強化して各部位が連動して動きやすくなるんです。
11~13は腕と脚の運動で、筋肉をほぐして呼吸の調整を行うんですね。
こうしてラジオ体操の内容を確認してみると意外と中身が詰まってるんです!
運動不足の人が突然激しい運動をすると
ケガをしてしまうなど、体の負担になる
場合がありますよね。
でも順序よく運動をして筋肉に刺激を
与えてほぐし、血流をよくしてから更に
刺激を加えると運動に適応できます。
ラジオ体操はこの理論をもとに考察され
徐々に運動強度をあげていき、後半で再び
負担が軽い運動になるので
疲れが体に残らない体操なんですね。
女性なら3回ラジオ体操をすれば1日に必要な最低運動量を満たすことができます。
朝・昼・晩みたいな感じでやってもいいし1度にやってしまっても大丈夫です。
暑い中での外での運動は危険も伴いますしラジオ体操ならのびのびと室内でもすることができます。
ラジオ体操は音楽もあるし、
やることが決まっているので
日常に取り入れやすいものです。
あらためてラジオ体操をとりいれてみるのはいかがでしょうか。
まだまだ暑さが続きます。
熱中症に気をつけてしっかり基礎体力を作りましょう。