こんにちは。今月は子供たちが夏休みで家にいたので、一緒に漫画やそのアニメ版をみて過ごす時間が多かったです。その中で感じたことです。
漫画版では、残酷でショッキングな画像やシーンが、アニメ版では内容が違っていて、マイルドな表現に変えられていることが多いです。例えば、あるキャラクターが飢餓状態のあまり自分の足を食べた、といったストーリーは、アニメ版では事故で足を失ったストーリーにすり替わっています。放送の倫理上や良い子が見ているからだとか、さまざま理由はあるにせよ、残酷な現実を見せないと、内容や感動が非常にうすぺっらいものに感じました。
いいことも悪いことも表裏一体の世界で、いいことだけ見せて、悪いことは目を伏せる、蓋をするような風潮は、現実と乖離し不自然に感じました。絶望が深いほど、希望が輝くものですね。