一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

先日、VSCodeを使っている同僚から「WebStormとの違いを教えてほしい」という質問を受けましたので、InteliJエディタ使いとしてまとめたことを備忘録的に残しておきます。

VSCodeとは?

VSCodeは、Microsoftが開発した無料のコードエディタです。軽量でありながら、多くの機能を持つことで知られています。拡張機能の豊富さが特徴で、ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズすることができます。

 🙂 メリット

  1. 無料: どんなに使っても永遠に無料です。シンプルにして最大のメリットです。
  2. 拡張機能: さまざまな拡張機能をインストールすることで、機能を追加・カスタマイズすることができます。
  3. 軽量: 高速に起動し、軽快に動作します。
  4. マルチプラットフォーム: Windows、Mac、Linuxで動作します。

 🙁 デメリット

  1. 初期設定が必要: 必要な機能を追加するためには拡張機能のインストールや設定が必要であり、そして手間です。
  2. 専門的な機能が限定的: 一部の高度な機能は、専用のIDEには及ばない場合があります。

WebStormとは?

WebStormは、JetBrainsが開発した有料のIDE(統合開発環境)です。JavaScriptやTypeScript、CSSなどのWeb開発に特化したツールとして知られています。高度なコード補完やリファクタリング機能など、プロフェッショナルな開発をサポートする機能が豊富に備わっています。

🙂 メリット

  1. 高度な機能: デバッグ、テスト、プロファイリングなどの高度な機能が組み込まれています。
  2. 強力なコード補完: WebStormのコード補完は非常に賢く、開発の効率を大幅に向上させます。プログラムのミスやtypoにも気づきやすいです。
  3. 統合されたツール: Gitやデータベースツールなど、多くのツールが統合されています。

 🙁 デメリット

  1. 有料: ライセンス料が必要です。それなりに。
  2. 重い: 起動や動作がVSCodeに比べて重たいです。

結論

無料で軽量なエディタを求めるならVSCode、高度な機能や統合ツールを求めるならWebStormがおすすめです。

仕事でプロジェクトが大規模になりがちな場合は専らWebStormに頼ることが多いですが、
趣味や簡単なコーディングの場合は動作の軽快なVSCodeを使いわけています。
有料エディタは最初の一歩がなかなか心理的ハードルが高いものですが、使ってみると手放せなくなること請け合いです。
ぜひ一度触ってみてはいかがでしょうか。

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石原 織絵

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