一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

時代は変われど、日本には挑戦する人を笑ったり叩いたりする風潮が根強く残っています。

今でもよく覚えているのが、2017年頃に勤めていた会社の話。

2015年から副業としてフリーライターの仕事を始めた私は、会社の上司や同僚にはずっと話さずにいたのですが(別に禁止はされてない)、ある日の飲み会で仲の良い同僚にポロっと暴露。

あの時の皆のなんとも言えない表情は今でも忘れられません。

そこからはオープンに話すようになったのですが、そのうちの一人は過去にフリーで活動していた経験があるらしく、事あるごとに「いや~大変だよね」「なかなか食っていけないからね」とネガティブ発言をするんですよ。

当時の私が20代後半、相手は40代前半。

え??アナタには何の関係もないことなのに、わざわざ若者の夢をつぶす必要ってある?

・・・とずっと思っていました。

 

その会社を辞めて数年後にフリーランスとして活動し出したのですが、再会したとき「えーすごいじゃん」と口では言いつつ顔は全然そう思ってないというか、言葉の端々に「どうせそのうちやっていけなくなる」という感情が感じ取れて、本当に嫌な気持ちになりました。それ以来会ってません!

とはいえ「人は合わせ鏡」とよく言うように、2017年頃まで不平不満の絶えない同僚にばかり囲まれていたのは、私自身がそうだったからだと思います。

今では「これやってみたいんだよね」と口にすると「え!いいじゃん!」と言ってくれる人ばかりなので、本当に幸せなことです。きっと自分で事業をやっている人との付き合いが増えたからでしょう。

まだまだ年上の知り合いが多いのですが、これから年下との交流が増えたとき、「老害」と言われないように、人の挑戦を応援する人でありたいと思ったのでした。

 

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