一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 衣類のカビ対策

こんにちは

1年中を通して湿度の高い日本では、管理の仕方で衣類にカビが発生してしまう危険があります。

今回は衣類のカビ対策を紹介しましょう。

養分を吸収して成長する真菌類であるカビの種類は70000種類以上もあると言われており、日常的に空気中浮遊しています。特に湿気と気温が高くなる梅雨や秋は、繁殖が活発になりますからより気を付けましょう。

ほとんどの真菌類は①温度20℃~30℃、②湿度70%以上、③酸素、④栄養(動物性タンパク、植物繊維素など)の条件が整えば、どんなところでも活発に繁殖すると言われています。

カビは、栄養になる毛繊維や綿繊維などに酵素を出して分解し、養分として吸収して成長します。特に綿のコートやジャケットに発生しやすいですから、ポリ袋を掛けたままなど湿気の溜まりやす状態にしておけば、クリーニング後であろうと、繁殖し染料を分解して脱色事故になったりする場合もあります。

【カビ対策】

①除湿剤を利用する

②乾燥した日にクローゼット内を喚起する

③詰め込みすぎない

④通気性のあるカバーを使う

⑤寝具などの下にスノコを敷いておく

⑥繊維製品を汚れが付いたまま保管しない

カビが発生した場合は、クリーニングでカビの色は落とすことはできますが、カビが生地に与えてしまったダメージを修復することはできません。カビによる繊維製品の事故は、脱色、着色、損傷といった現象を引き起こします。脱色事故については、カビ菌が成長する際に養分となる繊維を分解吸収するために発生する、ある種の酵素によって染料が分解するのではないかと推定されます。

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岡安 正幸

さいたま市でフランス式アロマ&クリーニングのハイブリッド店を経営。コロナで副業を考えた時に、人・金・時間・場所・経験不要で健康に寄与するフランス式アロマ事業を始めました。異色の組み合せと思われがちですが、事業の相乗効果があり、お客様にも大変好評です。コロナ禍で店舗経営にお困りの方(特にクリーニング店)はノウハウをシェアしますので、“クリーニング彩”でググって連絡下さい。

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