一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

新型コロナウィルスの猛威が止まりません。
他人事ではなく、経済的にも健康面の脅威としても自分自身に降りかかってきています。

私自身、コロナウィルスの経緯は発表当初からSNSで追っていたため、いろいろなことを話すことが出来ますが、ここでは社会的な面を取り上げようと思います。

マスクが真っ先に在庫不足になり、追ってトイレットペーパーやティッシュも目にすることが無くなりました。
※現時点では、ちょっとずつ店頭にポケットティッシュを見始めました。

日本を始め、アメリカ、イタリア、ドイツ、等々、世界中の名だたる国で買い占めが発生しています。

その中でピックアップしたいのは台湾です。
台湾でも、マスクやトイレットペーパーの品不足が発生したようです。

台湾は、全てにおいて感染症対策で群を抜いているのですが、システムエンジニアとしてあえて注目したいのは、マスクの在庫管理についてです。

マスク在庫マップというものが政府主導で開発され、世間に公開されています。
デジタル担当政務委員(大臣に相当)オードリー・タン(唐鳳)氏(38)が中心になって開発されました。

■元ニュース
https://www.mag2.com/p/news/439197/amp

台湾中の薬局情報がマップ上に表示されて、種別と在庫が確認できるため、購入したい人は手間をかけずに薬局を回ることができます。

プログラムはGitHubでも公開されています。

■GitHub
https://github.com/kiang/pharmacies

台湾という有数の親日国がこのようにIT技術を政策と絡めて有効に使うシーンを見て、ITの有用性とポテンシャルを改めて実感します。

かたや日本の政治家の方々のレガシーっぷりには、諦めの境地しかありませんが・・・。

IT技術はシステムエンジニアにとってお金を稼ぐ手段ではありますが、大いなる社会貢献の可能性があるということを誇りとして、仕事をしていきたいと思いいます。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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