「個人事業主の独立初期に大事な2つのこと」は以下です。
①個人事業主の道を選んだ理由の再確認
②やる気の赴くままに仕事をすること
それぞれ解説していきます。
①個人事業主の道を選んだ理由の再確認
前提として日本人として日本に在住する以上は、リスクをとらずとも十分すぎる収入を得ることができます。会社員であっても年収1億円を稼げるような企業もあるし、いわゆる一般的な大手企業に就職するだけで20~30代で年収1千万を超え、40~50代では2,000万円を超えることも珍しい話ではないからです。起業しても年収1千万円くらいまでは行く人もある程度いると思いますが、2千万を超えてしかも中長期的に継続できる人はかなり少数派だと思います。それなら大手企業へ就職するために努力したり、本業+副業でリスクなくチャレンジしていく方がお金の面ではよほど合理的です。それにも関わらず個人事業主という道を選んでしまったのなら、相当強固な「何のために」が明確にないと高確率でこの選択をいつか後悔するでしょう。あなたが非合理的なこの道を選んでまで叶えたいことは何ですか？
②やる気の赴くままに仕事をすること
これは個人差があるかもしれませんが、私の事業主としてのやる気のピークは独立して1年ちょっとまでの期間でした。独立当初は理想を目指すやる気+稼げていない焦りで馬車馬のように働くことができたし、またそんな日々を楽しくも感じていました。しかしある程度稼げるようになってからは、以前までの「のめり込むような感覚」を忘れて取り戻せなくなっています。そのタイミングは人それぞれですが、ほとんどの人はどこかでそのXデーが必ず来ます。なのでそこまでのボーナス期間にどれだけ頑張れたか（どんなスキルを身に着けたか、どんな経験をしたか、どんな事業を構築できたか）がその後の人生を大きく左右します。今仕事に燃えているのであればそのエネルギーを徹底的に仕事に向けた方が後悔のない人生になると思います。
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