セキュリティ被害を受けた企業の声
当ガイドラインには、実際にセキュリティ被害を受けた企業の声が記載されています。
そちらを見ると、社内でのリスク認識が不十分であった、外部委託事業者の得意分野ではなかったなど、根本原因が語られています。また契約書に記載した瑕疵担保期間を過ぎていたために、被害発覚後に外部委託事業者に賠償請求できなかった、ショックを受けて信頼できる相談先を見つけられなかったなど、事後対応にも苦慮したケースも書かれています。
こうしたケースは、少なからずECサイト運営者に当てはまるのではないかと考えられます。「明日はわが身」の意識で、セキュリティ対策の強化に努めることが必要不可欠です。