一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 「相場より高い金額」の不動産購入とならないために

最近では不動産の価格が上昇しており、またリモートワークの普及により、自宅でお仕事をする方も増えております。その為、少しでも良い住環境をと、不動産購入を検討される方が増えているように感じます。しかし、相場よりも高い金額で不動産を購入してしまって後悔したという方も実際にいらっしゃるお声もお聞きします。

不動産価格は、大体その地域の相場感での金額で提供されますが、新築マンションの場合は単純に地域の相場で決まるわけではなく建築資材などコスト面から価格が決まることもあります。そのため、相場と離れた金額となるケースあります。最近では都心部で、まとまった土地を確保する事が難しくなり、仕入れコストも上昇している事から中古住宅・マンションを購入しようと思われている方も増えています。しかし、買取再販を行っている会社は新築時に供給された価格に近い状態で、中古住宅の販売を行っているシーンも見受ける為、注意が必要です。後から高い金額で不動産を買ってしまっていたことに気づき後悔するということはよくありますので注意が必要です。

不動産を高い金額で購入しないためには、事前に相場を調べておくことが重要です。一般のお客さまでも相場を調べる方法はいくつかありますが、【レインズ】という不動産業社専用物件データベースにて実際の成約事例等を確認いただく事が可能です。併せて、付近のマンション情報もチェックする事で相場感覚を持っていただく事が出来ます。

また、中古建て住宅の相場感覚を把握するのはマンションと比較すると難しいのですが、詳細は信頼のおける不動産エージェントに相談していただくか、同様に類似の成約事例などの確認をお勧め致します。

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佐藤 克己

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