一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ウェブデザインにおける色の選択は、ユーザー体験を大きく左右します。適切なカラーパレットはサイトのブランドイメージを強化し、ユーザーの行動を導く要素となるため、デザイナーにとって重要なスキルです。ここでは、2023年現在利用可能で、デザイナーが色選びに役立てることができる10個のツールを紹介します。

  1. Adobe Color – Adobe Colorは、色の組み合わせを探索し、ハーモニーを簡単に作成できるツールです。また、Adobe製品との連携もスムーズです。
  2. Coolors – Coolorsは使いやすい色パレットジェネレーターで、ランダムに色を生成したり、お気に入りの色を選んでパレットを作成することができます。また、他のユーザーが作成したパレットも探索可能です。
  3. Color Hunt – Color Huntは、ユーザーが共有する数千にも及ぶ色の組み合わせを提供しており、インスピレーションを得たい時に最適です。
  4. Paletton – Palettonは、色の関係を基にパレットを作成することに特化しており、色覚異常のシミュレーションも可能です。
  5. Khroma – Khromaは人工知能を使用してユーザーの好みに合わせた色の組み合わせを学習し、パーソナライズされたカラーパレットを提供します。
  6. Canva Color Palette Generator – 画像をアップロードすると、その画像から色を抽出してパレットを生成するツールです。
  7. ColorZilla – ColorZillaは、ブラウザのアドオンとして利用でき、ウェブページ上の任意の色をピックアップできます。
  8. Colormind – ColormindはAIを使用してカラーパレットを生成し、現代のトレンドに合わせた提案が得られます。
  9. Pigment by ShapeFactory – シンプルなUIで直感的に操作できると同時に、高度なカラースキームも作成できます。
  10. ColorSpace – 一つの色を選択するだけで、一連のパレットを生成してくれるユーザーフレンドリーなツールです。

 

これらのツールは、それぞれ独自の特徴を持ち、Webデザイナーがプロジェクトに最適な色を選ぶための強力なアシスタントとなるでしょう。適切なツールの選択はデザイナーの好みやプロジェクトのニーズによりますが、色彩理論に基づいたものから直感的なものまで多岐にわたる選択肢があるので、これらのツールを活用することでデザインプロセスがより効率的で創造的なものになります。

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石原 織絵

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