自分と向き合う時間。
ほんの時々でも、
今の自分が何を欲しているのか、
何を嫌がっているのか、
その奥にある思いは、
と、問いかけてみる。
そして、それを表現してみる。
その思いに沿って、行動してみる。
すると、行動したことで、
行動しないと見えなかった気づきが得られ、
軌道修正ができる。
本当は欲しいと思っていた遠い世界のものが、
実はそれほど自分にしっくりくるものではなかった。
似ているけれど、もっと自分が惹かれるものが、
既に、もっと自分の近くにあったということに、気づくこともある。
近くにあるからこそ、
つまらなく思えたり、
難解だと敬遠してしまっていたりする。
でも、遠くにある、輝いて見えるものを
手に入れようとするより、
ずっと自分に馴染みやすい。
本当に自分の血肉となったときに、
ようやくそれは、プロであることを支える基盤のひとつとなる。
それが周囲からの信頼に繋がり、仕事に繋がっていくのではないか。
そうであれば、まずは自分に馴染みやすいものを、
もう一度徹底的に学び、習得する堅実さが必要なのでは、と思う。
自分を活かす方法は、思っている以上に地道で良いのかもしれない。