一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

2023年の残すところあと1か月。少し早いですが、今年の仕事を振り返ってみたいと思います。

一言で表すなら、「移動」の一年でした。

北は秋田から、新潟、福井、神奈川、京都、大阪、愛媛、南は沖縄まで。さらにコロナ後初の海外、しかも初上陸のアメリカにも行って参りました。

これがぜ~んぶ仕事。今まで出張なんて年1回も無かったのに…重なるときは重なるもんですね。

ふと、学生時代「全国を飛び回る」ことを夢見て、総合職の面接ばっかり受けていたことを思い出しました。奇しくも夢が叶ったわけですが、実際やってみると当たり前ですが楽しいことばかりじゃありませんでした。

理由はこちら。

1.他の仕事を断らざるを得ず、収入減に

一番はコレ。フリーランスにとって、一番の痛手であります。

2.出張前後に慌ただしくなる

出張前に大きな仕事は終わらせておく必要がありますし、帰ってからもバタバタ。何週間も休みが無い、なんてことはザラにあります。

3.気持ちの余裕がなくなる

1と2に付随して起こることですが、やることが多すぎてメンタル面で追い込まれがちです。時間的余裕というよりも、精神的余裕がないがゆえに仕事を断る場面が多かったかも。

4.肌荒れ、睡眠不足

私は睡眠障害で、寝具にもかなりこだわっています。宿泊先で安眠できた経験はほぼなく、意識が朦朧としながら取材してました。おまけにニキビもできるとかなり憂鬱……。

5.早朝に起床しなければならない

毎朝9時に起床する自由人にとって、出張中の早起きは結構キツイ。リズムが崩れるから体調も悪くなるという悪循環に。

6.自分ですべての手配をしなければならない

世の社会人はどうか分かりませんが、交通チケットの手配、ホテル予約などはすべて自分で行います。ホテルを探すのは楽しい時間でもありますが、気づくと膨大な時間を費やしてしまうことも多かったです。

7.お金がかかってしまう

交通費・宿泊費はもちろん経費で落ちますが、一般的な経理ルールでは食費は自腹です(朝食を除く)。

これは、「食事は出張に関係なく毎日とるものだから」という考え方がもとになっているそう。でも言わせてもらいますが、100%自炊&スーパー派の人間にとって、普通に生活してたら昼食代も夕食代も、コンビニのジュース代もかからないよ!!!

あと、これは完全に「勝手にやっていることじゃん」と言われそうですが、スーツケースに入れてもシワにならない服とか、歩いても疲れない靴、雨雪用の衣服・靴を新たに購入することも多く、なんだかんだで赤字なんじゃないかという気がしてきます。

これはいまだに納得がいかないことですよねぇ……。

 

と、悪いことばかり書きましたが、今後一生行かないかもしれない土地もあるので、経験としては良かったです。

来年はもう少しゆっくり、心身ともに健やかに過ごすことがとりあえずの目標です。

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酒井 理恵

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