【「薬剤師(薬局)と人」という切り口で情報を発信している勤務薬剤師です。】
[好感度率100%?!(その3)(薬剤師と患者)]
(「その2」からのつづき)
なぜならば、相性の悪い患者への投薬は誰の得にもならないからです。
どんなに平静を取り繕って接客しても、患者側はその空気を敏感に感じ取ります。
そして、その薬剤師から距離を置きたいと考えるかもしれません。
そうなると薬局としても常連の患者を一人失う恐れもあります。
「自分はどんな患者からも好かれる好感度率100%の薬剤師を目指す!」という意気込みは是非持ち続けてもらいたいのですが、
患者の多様性を考えると、無理をせず「好感度率95%」程度を目標とし、「5%の戦略的撤退」をする事が大事と考えます。
【記事の内容につきましてはご批判やご意見もあるかとは思いますが、どうかお目こぼし頂ければ幸いです。】