こんにちは、年が明けてようやく雪が降ったり冬らしくなってきましたね。
さて、今回紹介する記事はChatGPTによる作業効率化についての記事です。
記事の内容はSIerのトランスコスモス・デジタル・テクノロジーが社内ChatGPTを使用して、
採用業務の効率化を実験したという内容です。
ChatGPTは皆さんご存知のように、対話形式でAIが人間の質問に回答する生成系AIの一種です。
2022年11月、つい最近出てきたと思ったら、
こんなにも広く使われるようになったサービスです。
様々な企業でChatGPTを使用したサービスが開発されています。
私が現在参画しているプロジェクトではChatGPTは使用したサービスを開発することはないですが、
いつか触ってみたいと思っています。
このように多くの企業やサービスに取り入れられているChatGPTですが、
今回の記事によると採用業務の職務経歴書の要約やシステムへの反映などをChatGPTに任せることで
なんと年間400時間の工数削減となる試算が出たということです。
私は採用業務を行ったことはないですが、転職はたくさんしてきました。
そのため、職務経歴書は転職を重ねるたびに長く、そして記載する内容も増えてきました。
在籍した社名だけでなく、その会社でどのようなポジションでどのようなことをしたのかなども
職務経歴書に書いていたような気がします。
また、転生サービスなどを利用するとその会社用のフォーマットで書き直すなど、
一個人の職務経歴書だけでのフォーマットは複数になることがあります。
このような状態では、たしかに求人会社側では様々なフォーマットの職務経歴書が集まるはずです。
それを今までは人が確認し、判断していたのですから、時間がかかるのは当然です。
それをどの応募者の情報も同じ場所に記載されていれば、確認も比較もスムーズに行うことができるはずです。
まだまだ課題もあるようですが、AIに任せられることは任せ、
時間を有効に使うことで、判断する側にも余裕が生まれ、作業への集中力が上がるのではないでしょうか。
完全にAIに任せることは難しくても共存することは可能です。
これからのChatGPTの進化、拡がりに更に注目したいと思っています。
参考記事
「採用業務は“社内ChatGPT”で効率化できるか? SIerが実証実験 「年間400時間の工数削減となる試算」」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2402/08/news138.html