一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 「責める心」を再考する

私たちは普段の生活の中で「誰かに何かをしてもらった」と、目に見えて分かる時には、その相手に対して感謝をします。

 

しかし、私たちの日常の大部分は、むしろ私たちが気付いていない「誰かの心遣い」で成り立っていると思います。何げない心遣いが行き届いていることで、快適な空間がつくられ、安心できる環境が整えられているとも考えられます。

 

ところが、私たちはそうした環境も「当たり前」と思い込んでいて、そこにある心遣いにはなかなか気付きません。

 

例えば人と生活や仕事を共にする中で、その人の「よくないところ」が目に付いて、腹立たしく思うことがあります。しかしそれは、「その人の一面」に過ぎない…と、私は思うことにしています。そこをなじったり、とがめたりするばかりでは、日常がとても重苦しいものになってしまいます。

 

そうならないためには、他の人への眼差しを「責める心」から「受け止める心」「許す心」へと、状況に応じて変えられるように意識をして思考と行動を変えるように努めています。

 

少々のことであれば、「自分にもよくあることだな…」というように、柔らかく受け止める心構えですね。その上でもう一度、自らの周りをつぶさに見渡してみれば、誰かの「見えない心遣い」をもっと見つけられるはずです。

 

上に記した内容は主張や訴えではなく、地味に?イライラしやすくなっている、自分への言い聞かせです。乱文にて失礼いたします。

 

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鈴木 信一

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