【「薬剤師(薬局)と人」という切り口で情報を発信している勤務薬剤師です。】
[笑顔プライスレス?!(その2)(薬剤師と患者)]
私の考える最適解は「ニュートラル」です。
なぜならば、接客をする相手の状態が「通常」ではないからです。
病気でつらい思いをしている時に、ニコニコした薬剤師から薬を手渡されたら、本当に自分の事を把握(心配)してくれているのか?と疑問に感じてしまうのでないでしょうか。
私も昔は心の中で「笑顔で接客、笑顔で接客・・・」と繰り返しながら投薬を行っていた時期がありました。
しかし、投薬後の患者の微妙なレスポンスが分かるようになってきた時、「笑顔で接客」が必ずしも正解ではないことに気がつきました。
投薬後に患者が先述の「本当に自分の事を把握してくれているのか?」という表情を投げかけてくるのを何となく感じられるようになったからです。
(“その3”につづく。)
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