今回はM&Aにおける企業価値評価と株式評価についてのお話です。
企業価値評価と株式評価は、M&Aにおいては異なる概念であり、それぞれの評価方法によって算出される金額も異なります。
企業価値評価:特定の企業に対して第三者から見て適正と判断できる公正な価値を評価することです。
株式評価:企業価値と株式保有割合をかけあわせることで評価することです。
一般的に上場会社の企業価値評価とは、市場にて決められた株価のことです。 時価総額は株価に企業が保有する株式総数をかけて算出できます。株価は企業の業績のみではなく、世界情勢や投資家心理にも左右されるため、時価総額=M&Aにおける企業評価額とは言い難いです。