こんにちは
今回は宅配軽貨物配送と業務委託との関係性についてお話したいと思います。
昨今の個人宅への宅配は大手企業(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便)の3社で全体の約9割を超える
シェアを担っています。
近年Amazonの配送の配達員もよく見かけますがあの方々はAmazonの配達専門なのでB to C (会社から個人)
の配送のみなのでシェアの観点から見ると一旦置いておきます。
その宅配配達網の根幹を支えているのは全国に何万人といる業務委託配達員。
今や外に出れば見ない日はないと言っていい程溢れかえっている企業名が記載されていない
黒ナンバーの軽自動車。その車両に乗っている方たちです。
一概に業務委託と言っても一人親方の個人事業主や企業に所属して社員(バイト)として働く人、
二次請け、三次請けなど形態は様々です。
ただ、その方々に共通している事は先程の3社との雇用契約はありません。
勤務時間、休憩時間、休日、等々は下請け企業次第になります。
私が今まで外部から見てきた下請け企業の中には詐欺まがいのやり方をしている会社さんも
沢山見てきました。
勿論しっかりと管理している会社さんもあるとは思いますが少ないと言わざるを得ません。
運送大手企業の中では
配送パートナー
協力会社
サポーター
委託さん
など様々な呼び方はありますが全て委託配達員の事です。
メディアに取り上げられる程の事件があった際の会見などで自社社員以外が行った
行為の際はこの様な言葉が出てきます。
社会的に働き方改革やコンプライアンスの遵守などは知名度のある大手企業が
話題になりがちですが、今後はパートナー企業へのテコ入れもあるかも知れませんね。
今回はここまで。