こんにちは。今回はキャンプに関してです。
数年前より家族と頻繁に行くようになりましたが、キャンプに行く人は、ほとんどが都市部に在住しているのではないかと疑問に思いました。なぜなら、地方に住んでいれば、山や海などの中で自然を感じるのが日常でだからです。都会の人は、非日常を求めて自然の中に行くのが、いわゆるキャンプだと思いました。地方出身の私の感覚では、地元の友達でキャンプをやる人はほとんどいないです。週末にキャンプというのは、主に都会の人の考えなのかもしれません。私自身、東京に住んで、子供ができてからキャンプをするようになりました。
キャンプをしていることでよかったことは、自然に触れるだけでなく、日々の防災意識が高まったことです。災害で電気、ガスなどインフラが止まっても、家にあるキャンプ道具を使えば、何不自由なく快適に生活できます。夜でもランタンの明るい光の中で、いろんな熱源を使ってお米がたけて、お湯が沸かせて、調理もできて、冬でもテントやシュラフなどで防寒ができて、コンポストトイレで用を足すことすらできます。
今年元日の能登の地震のニュースで、被災されたご老人がインタビューされていて、カップラーメンが支援物資で届いても、電気、ガスが止まってお湯が沸かせず食べれない、と困っている様子でした。地方ほど土地や落ちた木などあるのだから、その辺で焚火をすれば簡単にお湯など作れるのでは?という感覚は、キャンプをしているからなのかもしれません。
案外都会の人よりも、田舎の人のほうが、現代社会の便利なもの、文明の利器に依存しているケースもあるように感じました。