日本全体で年間およそ500万トンにも上る食品ロス。廃棄になる前に商品を売り切ろうと、コンビニ各社で「値引き」を強化する動きが広がっています。
大手コンビニ本部は、コンビニ会計といって、廃棄した商品の仕入れ値を原価に含ませておらず、廃棄商品の原価の80%以上を、本部でなく加盟店が負担するケースが多い。値引きして売るより廃棄した方が本部は取り分が大きく、捨てても本部は損をしない会計システムになっている。
ようやく、大手コンビニ3社が値引きを取り入れたことにより、食品ロスが少しでもなくなるようにしたい。