振替納税とは、指定の銀行口座から税金を自動で引き落とす制度のことです。
通常、給与や事業所得などから徴収された所得税や住民税などの税金は、
毎月または四半期ごとに納付する必要がありますが、振替納税を利用することで、
自動的に口座から税金が引き落とされる仕組みです。
具体的には、事業所得で徴収される所得税を例でみると、振替納税を申し込むと、
法定納期限は3月15日ですが、振替日は翌月の4月23日で税金が指定した銀行口座から自動的に引き落とされます。
これにより、納税期限を忘れたり、手動で支払いをする手間を省くことができます。
1度手続きすれば翌年以降は手続き不要となります。また、ほかの納付方法に比べて1ヶ月遅いなどがメリットです。
初めて手続きする場合、事前に口座振替依頼書の提出が必要になります。銀行口座によりオンラインでも申請可能です。
また、口座残高が不足していると、延滞税を支払うことになってしまうので注意しましょう!
振替納税のほかに税金を納付する方法は?
振替納税のほかにも、納付する方法はいくつかあります。
・電子納税(ダイレクト納税またはインターネットバンキング)
・クレジットカード納税
・スマホアプリ納税
・コンビニ振込
・窓口納付
・電子納付なら手数料がかからなかったり、クレジットカード納付ならポイントがついたりと、それぞれメリットがあります。
自宅からでもできる、e-taxを利用した電子申告・納付がおすすめです!
くれぐれも納税期限を忘れたりしないでください。