宅建士は宅建業者に所属し、宅地建物の取引に当たって、重要事項の説明・重要事項説明書および契約締結後に交付する書面への記名・押印など重要な職務を担当し、公正な不動産取引を実現するという役割があります。
宅地建物取引の専門家として、公平な立場から、専門的かつ適切な助言を行い、誠実な姿勢で業務遂行しなければなりません。
そのためには、宅建士資格を取得した後も、最新の法令や税金制度やローンなど知識・能力向上に努める必要があります。
宅建士は不動産取引の専門化になりますが、不動産の所有権を移転するためには「司法書士」に依頼する必要があり、争いが発生した際は「弁護士」に依頼をするなど、その一連業務を行うためには専門業者との連携が必須です。
また、他にも、リフォーム会社・損害保険会社・金融機関等の関連業務との連携により、円滑な取引を図る役割も担います。
不動産取引では、お客様の窓口となり、これら専門家と協力をして安全な取引を実現するためのワンストップサービスを提供する必要があります。