一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

3月末で約6年間携わったプロジェクトを離任し、4月から新しい環境での仕事となりました。
久しぶりに環境が変わるということで、最初は本当に緊張しました。

「自分のスキルが通用しなかったらどうしよう」
「自分とは合わない人がいたらどうしよう」
「環境に適応できなかったらどうしよう」

こんなネガティブなことばかり考えていました。
過去にスキルミスマッチや炎上案件に参画して辛い想いをした経験があるので、またそのような辛い想いをする案件だったらという不安が先行して、どうしても前向きになれませんでした。

実際に参画してみたら、いい人ばかりだし、適度な忙しさで自分にとっては働きやすい環境でした。
システムの仕様が思ったよりも複雑で、1ヶ月経った今でも分からないことが多く、Rubyの使用経験が長い私でも使用したことがないライブラリなどを使用していてキャッチアップが必要なことも多いので、全く不安がなくなったわけではないです。

ただ、当初抱いていた不安は杞憂でした。
それだけコンフォートゾーンの中にいた期間が長かった証拠だと思います。
コンフォートゾーンにいると、現状維持が最優先となり、変化を拒むようになります。
なので、実際に変化があった時に、必要以上に不安を抱いてしまう危険性があるため、自分自身が常に変化し続けることは大事だなと感じました。
不安の強弱は人によって異なると思いますが、私のように心配性な人は要注意です。

結果的には良い環境で仕事ができているので、4月はあっという間に感じるだろうと思っていたのですが、意外にも長く感じました。
感覚的にはもう3ヶ月くらい仕事している感じです。
辛い環境にいて、早く時間が経って欲しい、早く逃げ出したいと思っていると時間の経過が長く感じることが多いのですが、今回はそうでもないのに長く感じたので不思議な感覚です。

世の中はものすごいスピードで変化しています。
今の状況がずっと続くということは、ほぼあり得ないです。
なので、現状維持 = 後退している と言われていますが、これは本当だと思います。

常に新しいことを学んで進化し続ける。この姿勢が今後より大切になってくると感じています。
その進化を楽しみながらできれば最高だと思います!

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山村 隆司

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