こんにちは。
今回は鍼治療がどのようにして体に作用して効果を発揮しているのかをお話ししていきます。
鍼治療によって身体へ鍼の刺激が加わると身体へ傷がついたことにより神経系へ様々な信号が送られます。このことにより身体はその損傷した部位を修復しようという働きが活発になります。
結果として鍼の刺激を与えた部位に鎮痛物質が放出されたり、血流が増加し酸素や栄養素が供給され修復や再生が促進されます。
また炎症を伴うような症状の場合炎症反応を調整し、炎症の軽減、痛みや腫れの緩和を促すこともあります。
東洋医学的な考え方の施術はなかなか理解しづらいという方も多いと思いますが、西洋医学的な理論ですとこのような理屈で効果を発揮しているとされています。
今回は簡潔にではありますが、鍼治療のメカニズムについてお話しさせて頂きました。
次回は「痛み」ということについてお話していきます!