10年前ぐらいは現場では日本人がほとんどだったが、ほんの少し韓国人・中国人の開発メンバーがいた。
今は現場では結構外国人開発者を見る。
中国人・ベトナム人が多い。
そして、彼らは優秀だ。
日本語を流暢に話すことが出来る人が多い。
システムの合理的な思考が出来るので、少し日本語のやりとりがひっかかるときでも最終的には理解し合える。
かなり良い教育を受けた層が日本に来ていると感じる。
一昔前と違って、外国人メンバーが日本のIT企業の開発の現場でバリバリ働く時代が来ている。
今後マネージメント層・経営層は、外国人メンバーを上手く採用して戦力にしていく発想が求めらるだろう。
現場としては、彼らと分け隔てなく接してまとめられる人材が必要となってくる。
日本人にせよ、日本人でないにせよ。
私がプログラマーを始めた20年前は、日本人の大学生をバイトでたくさん雇っていた現場にいた。
その後、日本人だけのベンチャー企業へ入社し、アウトソーシングされる側となった。
そのベンチャー企業は長らく全員日本人だった。
日本人だけの環境が続くとなんとなく思っていたが、今は全くそうではない。
20年前と比べると隔世の感がある。
さらなる10年後、20年後にIT業界がどうなっているのかなんて想像もつかない。
そこが興味深いところでもあり、怖いところでもある。