みなさん、こんにちは。
今回は、骨盤と腰椎の機能障害を検査する方法をお伝えします。
手順
患者:立位で体を最大前屈する。
術者:両拇指を後下方から骨盤の上後腸骨棘(PSIS)におき、指標の動きを触診する。
判定
左右の上後腸骨棘で、同じ運動が生じるかを調べる。
同じであれば、機能障害を示す兆候はない。
同じ運動が生じない(最大屈曲の最後で一方のPSISが他方より大きく前方移動する。すなわち前方移動現象が陽性)骨盤の各関節を詳しく調べる。
短所
自動運転検査である。
最大屈曲できない患者では行えない(急性腰痛、坐骨神経痛など)