一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

定額減税のニュースをよく耳にするようになりました。
 
定額減税を実施すると決定した際も話題になっていましたが、この手の措置は子供がいない世帯にはあまり恩恵がない事が多いのであまり気にしていませんでした。
 
今回、条件をみたしている人は、
所得税3万円、住民税1万円 合計4万円が減税になり還付されます。
 
納税者本人の配偶者や扶養家族に対しても1人あたり4万円が還付されます。
 
給与所得者は、会社の方で全て処理をして減税分を得ることができますが、個人事業主やフリーランスの人はどうなるのでしょうか?
 
所得税については、
7/31と11/30の予定納税の際、予定納付額から減税分が控除された後の納付書が税務署より届くので、その納付書で納付を済ませれば、減税分が還付されたことになります。
 
配偶者や扶養家族の方の分は、来年の3月15日の確定申告での減税分が還付されます。
 
住民税については、
自治体から送られくる住民税の納付書に、すでに減税分を控除した金額の記載があるので、納付することにより減税額が還付されます。
 
企業側でも個々で減税額が違うので、事務業務に大変な負担がかかっているそうです。
 
追い討ちをかけるように林官房長官が「6月の給与から減税ができない場合は、労働基準法に違反する可能性がある」と発言しました。
 
わざわざ減税で対応し、企業に事務負担をかけるなら給付金で対応した方が良かったのではと思ってしまいます。
 
電気・ガスの補助金が5月末をもって廃止され、6月から電気・ガス料金が値上がります。
 
ガソリン補助金は4月末までだったのが7度目の延長が実施されましたが、いつまで続くのでしょうか。。。
 
この物価高騰はいつになったら落ち着くのか。。。
 
頭が痛い話です。
 

The following two tabs change content below.

森 友昭

最新記事 by 森 友昭 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア