昨年、小1の娘が学校に行かなくなってから、もうすぐ10カ月が経とうとしています。
娘は「大人になるまで学校には行かない!」と、宣言していますが、
なんだかんだ、幸せそうに毎日過ごしています。
学校に行けなくなった当初は、
親として、きっかけとなった出来事によって娘のなかに出来てしまった
大きな傷を癒し、守っていくことに必死で、
とにかく安心して過ごすことを第一にしていました。
また同時に、人間関係で受けた傷によって引きこもり、
更に人を信じられなくなることがないよう、
安心出来る居場所を探しました。
はじめは外出をとても怖がり、特に外で男の子を見ると、
ほんの小さな子でも、全く知らない子でも逃げ隠れするような
状態でしたから、本当に可哀そうでした。
そこで、子どもたちが学校に行っている時間に少しお散歩したり、
夕食後の公園で遊び、少しでも体力をつけるようにしました。
また、オンラインの繋がりであれば少し安心して交流できたため、
オンラインのフリースクールに繋がり、
たくさんの善意の方々に支えられました。
学校はどうかというと、
担任の先生はとても良い方で、娘の状態に理解を示し、
忙しいなかで、交換ノートや、月に1回の訪問してくださいましたが、
母体となる学校や、公的なシステムが支えてくれることはこれまでありませんでした。
(不登校になって一度も、管理職や養護教諭からの声掛けはなく、
きっかけとなった出来事も宙に浮いた状態です)。
ただ、我が家としても、まずは外の社会で安心して過ごせることを
目標にしていたため、学校に積極的に助けを求めてこなかったところが
あり、学校も出来ることが無かったのだろうと思います。
今振り返ると、結局は、
娘のお友だちやママ友
善意の第三者の方々
地域の不登校親の会
が一番の支えになってくれている、と感じています。
今の時代、ありがたいことに、たくさんの情報網があり、
自ら手を伸ばせばたくさんの同じ意思をもった
人たちと繋がることができる。
ひとつの場所にこだわらず、
アンテナを張って、
娘が心地よいと感じられる居場所を探し続けることで、
道が拓けていくと感じています。
今は、娘が安心して人と関わり、
成長することが出来る場所なら、それが娘の居場所だ、と
心から感じています。
この10カ月で、娘の居場所をどうやって探してきたのか、
これまでの軌跡や、これからの様子も、
時々書いていきますね。
どうぞよろしくお願いします。