先月は人生初の個別銘柄株の買いを行ったが、
今月は人生初の「売り」を行ってみた。
しかし失敗したことや、もっとこうすればよかったなという点もいくつか判明した。
株取引の売買で、貴重な経験をできたと思う。
まず一番大きな失敗はこれである。
「非課税ってことは、売買利益全部もらえて得じゃん!」と、貴重な240万円の枠を消費してしまった。。
Nisaの成長投資枠は非課税でお得ではあるが、1年に240万円分しか無い。
自分は「一度枠を使用して購入⇒売却しても、その分の枠がまた復活して再度利用できる」などと阿呆な勘違いをしており、
利益が7万円ほどになった時点でとある銘柄の株を利益確定して売ってしまった。
Nisaの枠は永年非課税の枠なので、配当金なども非課税でもらえることを考えると長期の投資に使用するべき。
今回のような短期の売買は、確かに20%の税金は引かれないが、それで終わりなのだ。
上記のような売買をする場合は、例え税金で差し引かれようとも特定口座を使用して行うべきだった。
①で購入・売却した銘柄は、実は任天堂の株だった。
たまたま安くなったタイミング(7400円)で購入、その後大幅に上昇(現時点で8500円)した。
あとで調べたところ、任天堂の配当金はだいたい年1株あたり200円ほどで、100株だと20,000円ほどがもらえることになる。
これは非常にでかい複利。これを知らず、単に目先の利益で売買をしてしまった。。
(とはいえ、初の株取引で7万円の収入は素直にうれしかった)
この時はあいまいだったが、その銘柄を「長期で持つのか、短期売買を目的にするのか」をきちんと定めて購入することは非常に大事である。
なぜなら、長期目線の投資ならば直近の株価の上下で一喜一憂する必要がなく、ずっと持っていていいからだ。
購入するタイミングも、どうせずっと保持して優待を受けることを考えるとそこまで考えることは無い。
(安い時に購入するにこしたことはないが、底値を狙わなくてもいいと思う)
なんぴん買い = 一度購入後、更に値下がりした株を追加で買い増しすること
これは株のトレードでは御法度とされているらしい。
短期の売買(トレード)なら、自分が最初定めたルール(例:損切りは総資産の2%以上の下落時など)に従えば、損失は最小限で納められる。
もしなんぴん買いをしてしまい、更に株価が下落するというケースも十分ありえる。
その結果、買い足しのループに陥り、上昇しなければ負債をどんどん抱えてしまうことになるからだ。
ただし、これが長期保有の株ならちょっと状況は変わるのかもしれない。
かの有名な個人投資家の桐谷さんも、「株価が下落した際は、余裕資金があれば買い足す」とも言っていた。
株は「安く買って高く売る」が鉄則である。
また、株価は一度下落しても、だいたいは元に戻る傾向がある。
また、長期目線の投資ならば株価の上下に一喜一憂する必要はない。
そうかんがえると、長期の投資ならなんぴん買い(というより単なる買い足し?)は十分ありなのではないか?
◇結論:なんぴん買いは「短期ならアウト(ちゃんと損切りせよ)、長期ならアリ(銘柄による)」
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今月は学ぶことが多かった。
今は、短期目線の投資よりも、長期目線の投資の方に関心が向きつつある。
Youtubeなどで色々な優待や高配当株などを紹介している動画がある。
株はみんなが買っている株を買うのが一番良いともいう。
動画を見て、「へぇ、こんな銘柄もあるんだ~」と色々勉強になっている。
来月、実は狙っている株がある。
マクドナルドの株だ。長期保有をしてみたいなと考えている。
現在6500円ほどなので、もうちょっと値下がりしてくれると買いやすくなるのだが、長期保有ならもう買ってしまおうかなと考えている。
株、結構楽しいです!