一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 体が資本⑧

こんにちは!

今回も免疫について書いていきます。

前回も書きましたが、免疫系は体内の異物や病原体と戦う重要な防御システムで、免疫細胞や免疫分子が協力して働いています。

免疫系の調節は非常に複雑で、免疫不全症や自己免疫疾患などの問題が生じる可能性があります。免疫系はバランスを保ちつつ機能することが重要であり、適切な栄養摂取や生活習慣が免疫機能に影響を与えることが知られています。

今回は特に免疫不全症にフォーカスしたいと思います。

免疫不全症は、免疫系が適切に機能せず、十分な免疫応答が行われない状態を指します。免疫不全症には様々な種類があり、その症状は病気や状況によって異なります。一般的な免疫不全症の症状は以下のようなものが含まれます。

  1. 頻繁または慢性的な感染症:免疫不全になると、通常は克服できる感染症に対しても頻繁に罹患したり、慢性化したりします。細菌、ウィルス、真菌などの感染症が一般的です。
  2. 頻回の発熱:感染症による発熱が頻繁に起こることがあります。
  3. 慢性疲労感:免疫不全症の人は疲れやすく、慢性的な疲労感を経験することがあります。
  4. 口内炎や皮膚疾患:口内炎や皮膚の病変が生じやすくなることがあります。
  5. 成長や体重の減少:免疫不全症の子供は成長が遅れることがあります。体重の減少や

免疫不全症の主な原因は以下のようなものがあります。

  1. 先天性因子:先天性免疫不全症は、生まれつきの免疫系の異常によって引き起こされる場合があります。
  2. 後天的な要因:後天的な疾患や治療法が免疫不全症を引き起こすことがあります。例えば、HIV/AIDS(ヒト免疫不全ウィルス/後天性免疫不全症候群)などを感染症が免疫不全症を引き起こす可能性があります。
  3. 医学的処置や治療法:免疫不全症は、免疫抑制剤を使用する臓器移植手術や自己免疫疾患の治療など、特定の治療法によって引き起こされる可能性があります。
  4. 栄養不良:栄養不良や健康状態の悪化が免疫系の機能低下に繋がり、免疫不全症の要因となることがあります。
  5. ストレスや環境要因:ストレスや環境汚染、生活習慣の乱れなどが免疫系に影響を与え、免疫不全症を引き起こす可能性があります。

先天的要因の場合は避けられませんが、後天的な要因、特に栄養・ストレス・生活習慣は自分の努力で気を付けることができる範囲なので、日々の生活から気を付けていきましょう。

次回は自己免疫疾患にフォーカスして書きたいと思います。

 

The following two tabs change content below.

岡安 正幸

さいたま市でフランス式アロマ&クリーニングのハイブリッド店を経営。コロナで副業を考えた時に、人・金・時間・場所・経験不要で健康に寄与するフランス式アロマ事業を始めました。異色の組み合せと思われがちですが、事業の相乗効果があり、お客様にも大変好評です。コロナ禍で店舗経営にお困りの方(特にクリーニング店)はノウハウをシェアしますので、“クリーニング彩”でググって連絡下さい。

最新記事 by 岡安 正幸 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア