一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 水とお金の創造論

雨の季節ですね
日本は豊かな水資源に恵まれた湿潤な国
地球上に生きる多くの生き物にとって水は命の根源です
そんな水は、ときにお金に例えられることがあります

生活においてどれだけあっても困らない水ですが
お金と同様に、偏りすぎても枯渇しても問題となるもの

かつて豊かな水の流れは文明を生み出し
わたしたちの祖先は工夫して水を巡らせ連綿と命を繋いできました
そこから今日にかけ、人々は快適な生活を維持するため
水の浄化と循環の仕組みを整え計画的に上手く分配させてきました

では、お金についてはどうでしょうか?

20世紀のある時点から金本位制を解かれたお金は
実態とかけ離れ無限に増え続けるようになりました
貧困、格差、生活苦…お金の偏りによって人々が苦しむ世の中を鑑みると
そのバランスを担保する仕組みは正常に働いているとは思えません

いまだにお金の分配においては発展途上なこの世の中
水という有限かつ生命にとって欠かせない資源も
このアンバランスなお金によって支配されています

わたしたちがどれだけ水を利用しても
地球上の水の総量は変わりませんが
どれだけの量が、どこにどのような形で存在するか
そのバランスは大きく変化します

温暖化により変化した水のバランスは
わたしたちの生活に大きな影響を及ぼします
形を変え、凶器の塊となった水は、ときに命を脅かす存在にもなり得ます

近い将来、水が原因で取り返しのつかない問題が
人類に降りかかることは容易に想像できますが
お金の崩壊による破局的なシナリオとどちらが先でしょうか?

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日本は経済大国である一方、いくつもの深刻な社会問題を抱えています。
わたしたちが日々の生活や仕事を進めていくにあたり

これらは決して他人事と無視できるものではありませんが、
解決へ向けた取り組み自体が新たな機会に繋がることもあります。

そんな諸問題の現状と、わたしたちにできることについて

今後も発信していきたいと思います。
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岩井 秀樹

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