一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

仕事を進める上で、みなさんは何を一番最初にしますか?

例えば、上司からドキュメント作成を依頼されたとします。いきなり、WordかExcelを開いて、作業に取り掛かったりしていませんか?

そうして作られたドキュメントを上司に見てもらうと、こんなイメージじゃないと突き返される、なんて経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私は、まず完成形をイメージします。それを頭の中だけで描いただけでは、ふわっとしたイメージになるので、裏紙とかに走り書きします。

特に今、基本設計フェーズでドキュメント作成を行っているのですが、

そのドキュメントが、どういう形ならば完成なのか?他の人が見た時分かりやすい表現になっているか?などをイメージします。

 

そして、イメージするときに必ず出てくるのが、自分の分からない所。

分からない所が分からないまま作業を進めるのは、非常にいただけません。

分からない所が分かるまで精査し、紙に殴り書きでも良いので自分がイメージするものを書き出します。

他人に確認しないといけない部分は、先に洗い出す事が重要です。

ここが、最初に完成形をイメージするという部分に繋がってきます。

 

完成形をイメージせずに作業を進めてしまうと、確認しないといけない部分が出てきた時、当然他人に聞くのですが、

作業進行中に聞くとなると、それが後手後手に回っていってしまいます。

最初に完成形をイメージする事で、確認する部分が洗い出され、先に関係各位に質問する事が出来ます。

自分の作業はその後です。作業から始めてしまうと、質問が遅れ、回答待ちになり、結果、ドキュメントの完成が遅れる事になります。

 

完成形をイメージすると言う事は、自分の分からない部分を洗い出す事。

そういう仕組みづくりを仕事の中で取り入れると、仕事に進め方の改善につながるでしょう。

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細川 智晃

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