こんにちは梅村です。7月に入りさすがに暑くてエアコンをつけました。
さて前回に続いて2024年問題についてお話させていただきます。
働き方改革関連法は、大企業(2019年4月~)や中小企業(2020年4月~)において、順次施行されてきました。
これにより、法律上、時間外労働時間の上限は原則として月45時間、年360時間に制限されました。
– 時間外労働時間の上限は原則として月45時間、年360時間 に制限
また、労使間で合意した場合も、時間外労働時間は下記制限が設けられる
しかし「自動車運転の業務」や「建設事業」などについては、働き方改革が目指す時間外労働の上限規制と
「実態」に乖離があるため、5年の猶予が設けられていました。
具体的には、1人あたりの時間外労働時間が「年間960時間まで」と定められます。
上限規制に違反した場合、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が罰則として科される可能性があります。
他の業種の年間上限720時間に比べると240時間多いため、今後はさらに年間720時間と同レベルまで、制限される可能性も残されています