一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

成人したら必ず付きまとってくる【納税】について、一括にした方がよいのかそれとも分割か、を悩む人は多い。

結論から言うと、人によりけり、ということになってしまう。

ただそれだと分からないし、アドバイスをくれてもいいんじゃないと思う人もいるだろう。

かくいう私もそうで、絶対にこれとは言えないものの、以下にメリットデメリットをまとめてみた。

 

【一括支払い】
メリット
①割引の適用: 一部の税金では、一括支払いに対して割引が適用される場合がある。これにより、支払う総額が減少する。
②手続きの簡便さ: 一度の支払いで済むため、手続きがシンプル。
③精神的な安心感: 支払いを一度に終わらせることで、納税のプレッシャーから解放されることがある。
デメリット
①一時的な負担: 大きな金額を一度に支払うため、一時的な金銭的負担が大きくなる。
②キャッシュフローの問題: 資金繰りが厳しい場合、一括支払いが難しくなることがある。
→自分のお財布に一定の金額があり、忘れてしまうということを考えると、面倒くさがりな人には良いかもしれない。

【分割支払い】
メリット
①キャッシュフローの安定化: 一度に大きな金額を支払う必要がないため、手元の資金を他の用途に活用できる。
②計画的な支払い: 支払いが複数回に分かれるため、計画的に資金を管理できる。
デメリット
①手続きの煩雑さ: 支払いが複数回に分かれるため、手続きが煩雑になることがある。
②利息や手数料の発生: 分割支払いに対して利息や手数料が発生する場合があり、結果として支払う総額が増える可能性がある。
③忘れやすい: 支払いを忘れてしまうリスクがあり、滞納に繋がることも。
→常に一定の金額を保有しておきたい人や、几帳面な人はこちらがいいと思われる。

【結論】

最初に書いた通り、結論で言うと、個々の経済状況やキャッシュフローの状態による、ということになる。

大きな資金を一度に支払える余裕がある場合は一括支払いが望ましいが、資金繰りが厳しい場合や他の支出とバランスを取りたい場合は分割支払いが適している。

とはいえ悩みの種の一つではあるので、納税に関する具体的な条件やオプションについて、税務署や税理士に相談してもよいだろう。

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