ふとした瞬間に瞼がぴくぴく痙攣する、そんな経験はありませんか。
瞼の痙攣にはいくつか原因があり、瞼の神経異常でおこる眼瞼痙攣や片側顔面痙攣などの病気もありますが、一般的によくあるのは「眼瞼ミオキミア」と呼ばれるもの。
大抵は片側の上下まぶた、特に下まぶたにピクピクとした痙攣症状が出ることが多いでしょう。
不規則に短時間だけ起こり、症状は軽く瞼の開閉には一切影響しませんし、範囲がそこから広がることもありません。
眼瞼ミオキミアの原因は、眼精疲労やストレスや睡眠不足など。
基本的に数日から数週間で自然と治るので、特に治療などは要しません。
もし何か少しでもケアしたい場合は、睡眠不足を改善したり、眼精疲労の目薬を使ったりするといいでしょう。
疲れ目用のホットパックや、眼精疲労のツボ押しなども効果が期待できます。
尚、眼瞼ミオキミアだと思っていたものがいつまで経っても改善せず、痙攣の範囲が広がってきたり瞼を開けることが難しくなってきたりした場合は眼瞼痙攣の可能性があるので、その場合はすぐに眼科に行くようにしてください。