梅雨が終わり、いよいよ本格的に夏が始まりました。連日猛暑が続き、熱中症で搬送される人が急増しています。
気温・湿度共に高くなる日本の夏は、人間だけでなく植物にとっても過酷です。
庭木の場合、基本的には夏場の水やりは不要ですが、晴れの日が続いて葉が丸まってくる等の症状が現れれば水やりをしましょう。その際、朝早くか夕方の比較的気温が低い時間帯がおすすめです。
また、樹木は初夏に養分を使って枝葉を伸ばし、日差しが強くなる夏場に養分を作り出して蓄えます。
そのためこの時期は樹木内の養分が少ない状態ですので、夏場の強剪定は樹木に強い負担を強います。
伸びすぎてお困りの場合は、不要な枝や混みすぎている枝を抜いて透かしたり、徒長枝を短くしてあげるのが良いでしょう。
風通しを良くすることで病害虫の予防にもつながります。