ここ15年。まだ15年。
毎日携わっている美容の仕事
まだまだ未熟者ながら、日々新しい
勉強があり発見がある
かなり早い段階にて、美容の本質は
健康であると確信してからは
何かと葛藤もあり苦悩する日も
少なからずあった
『完璧などない』
そう自分に言い聞かせ、
お客様に合わせたサービス、技術、商品の
ご提案をしてきたつもりだ
美容としてビジネス要素を多く含む
やり方としては『外側からのアプローチ』
これは技術や商品にて提供を上げていけば
自ずと売り上げも上がっていく仕組み
だが、難点として、必要性を見出だし続け
お客様も買い求め続けなければいけなく
ある程度継続し時間が経つとお互いに
疲弊してくるのではないだろうか
反対に『内側からのアプローチ』
これは、不必要な商品は売らず、
美容の本質を伝え認識してもらうことで
今までしていた技術や愛用していた商品
これらが必要なくなるというものだ
商売人にとってはタブーであるとも言える
何せ『不必要の必要性』を伝えるという
資本主義にとっては真逆の行為
近年の多様性にとんだ情報社会で
個人のとる情報一つで沢山の
『正しさ』が日々生まれている
その中で美容の本質、『健康』
そこにいきついてしまった場合、相当に
厳しい葛藤にさいなまれるのではないか
『良い』『悪い』でなく、その場面、
お客様の個性や生活習慣、好み、
金銭的優先順位に合わせて
極端になり過ぎない柔軟な対応
押し付けにならない専門知識の提供
自信を持った本心からの営業を続けていく
『何を提供するか?ではなく、
どのような心で提供するか』を胸に
人間対人間のお付き合いができれば
本望である