一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 新NISAのつみたて投資枠を今から使い切る方法を考える(SBI証券)

★現状の把握とやりたいこと
現在2024年7月31日で、今年分のつみたて投資枠120万円分を使い切りたい。
NISA口座はSBI証券を選択している。他の證券口座の場合は設定が異なる場合がある。
現状積立買付の設定はしてある状態だ。今年の途中から開始しているため月10万円の設定だけでは枠を使い切れない。現在の設定は発注予定日が2024年8月1日のものが予定されている。

ボーナス月設定は通常の投資信託の積立設定に、年2回までボーナス月(増額月)を指定できる機能。NISA口座でもご利用が可能です。
ご利用までのかんたん3ステップ

STEP1
クレカ積立の登録を解除

STEP2
現金で積立設定&ボーナス月設定を「設定する」にチェック
金額と設定日を入力し
設定ボタンをクリック

STEP3
ボーナス買付発注後にクレカ積立を再設定
※クレジットカードごとの積立設定締切日前に設定を完了させる必要があります。

ちなみにマネックス証券も同様につみたて投資枠を使い切れるようだ。
楽天証券はできないと書いてある。

★どんな条件、制限があるか
①SBI証券の場合、ボーナス月設定で枠は使い切れるが、現金購入になる。クレジットカード積み立て分はポイント分お得なので、カード積み立て分を最大にしたい。「NISA枠ぎりぎり注文」という機能はあるが、上記理由で使用せず、ぎりぎりの金額を計算する。
②現在発注されているものを含めて現在の発注予定を含めて40万円分使用している。

③ちなみに、SBI証券だと積立設定するときに以下メッセージが出てくる。
NISA(つみたて投資枠)の1年間あたりの概算金額合計は1,200,000円以内で設定をしてください。
この条件があるため、可能な限り短い期間のボーナス月設定にする。

④また、2024年11月1日(金)買付分から還元率が下がるので、11月にボーナス月設定すると良さそう。
→公式
→変更前後の比較

・カード積み立て分を最大にしたい→ボーナス月設定1回で足りるようにする
・残った月は全て積み立て最大額にする。9, 10, 12月で30万円追加する予定
→現在の発注予定と合わせて70万円分積立設定で使用することになる
・ボーナス月設定は11月1日以降

★どういった処理をする予定か
①2024年9月10日~2024年10月10日までに
・現在の積立設定を解除する
・新しく以下条件で積立設定する
決済方法: 現金
預り区分: NISA(つみたて投資枠)
積立金額: 100円
ボーナス月の積立設定: 1200000-700000-100=499900円を設定
設定日1:10月10日
②新しい積立設定の発注完了後、2024年11月1日~2024年11月10日までに
・上記積立設定を解除する
・積立設定を上限額に設定する

★いつまでの設定が必要か
ボーナス月設定は12月でもよいので2024年11月10日までになる。

★おわりに
税制上有利な仕組みなので、無理のない範囲でうまく使っていきたい。

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