・資産管理会社の設立
資産管理会社とは、資産管理を目的として設立された会社のことを指す。資産管理会社を設立し、資産を管理した場合には税制面のメリットがある。
例えば所得でみると、個人の所得税は累進課税制度により所得金額の5%~45%の税金がかかる。一方、資本金1億円以下の資産管理会社の利益に対して課される法人税率は23.2%(年所得800万円以下は15%)となり、より所得の高い人ほど税負担の差は大きくなる。法人住民税や設立登記などの費用がかかるが、すでに多額の資産を有しているのであれば、検討する価値はある。