概要

TyperはCLIの実装を楽にしてくれるライブラリです。
FastAPIと同じ開発者が開発しています。

用途

Typerは主にコマンドライン引数の扱いを楽にするために使われます。

類似ライブラリにClickがありますが、Typerの方が若干実装が楽になります。
TyperがClickをベースにして、改良するように作られているためです。

実装例

以下は指定フォルダ直下のファイルとフォルダを列挙するコードです。
Typerを用い、指定フォルダをコマンドライン引数として渡せるようにしています。

from pathlib import Path

import typer


def print_child_paths(path: str):
    target_path = Path(path)
    assert target_path.is_dir()

    for child_path in target_path.iterdir():
        print(child_path.name)


if __name__ == "__main__":
    typer.run(print_child_paths)

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神谷 全俊

2018年からフリーランスのシステムエンジニアになりました。 出身は沖縄県で、プロフィール画像も沖縄で撮った写真です。 個人ブログも書いており、こちらにはそこでの記事の一部を載せる予定です。

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