結果が成功と失敗の2通りしかなく、その結果が確率によって決まるとき、その試行をベルヌーイ試行といいます。
このベルヌーイ試行を何回か行った場合の成功回数を確率変数とした確率分布を二項分布といいます。
試行回数がn、成功確率がpの二項分布はB(n,p)と表されます。
二項分布という名前は、確率質量関数に二項係数が出ることに由来しています。
二項係数は(a+b)^nを展開したときに出てくる係数です。
この展開式は二項定理と呼ばれています。
B(n,p)の期待値はnp、分散はnp(1−p)です。
証明は個人ブログ記事に記載しています。