一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 心理的安全性について

先日、とあるエンジニアの交流会に参加した。

その中で、心理的安全性をテーマにLT披露されている方がおられ、
まさに今の自分にドンピシャでマッチする内容であった。

シンプルに言ってしまうと、

”業務上わからないことがあれば質問する”
けれども、基本的には自分でググって調べろよっていうのはエンジニアの基本だ。

ベースはそうであれど

「こんなの自分で調べろよ」と 言われたくないから、
長時間悩んでしまう人は多いだろう。そして

進捗が滞り不安になるor怒られる

余計萎縮して仕事に支障が出る

残業が増える

メンタル病む

不毛な諍いは永遠と続いている。 テレワークが加速し、なおさらこの点に苦しんでいる人は多いのではないだろうか?

SlackやTeamsといったチャットツールがメールに代替されて、文字ベースのコミュニケーションは取りやすくなったのだが、やはりface-to-faceで仕事する距離感には程遠い。

だからこそ通話機能を用いて認識に齟齬がないように、さらに言えば

「しゃべったほうが早いじゃん」ってことも往々にしてある。

物理的距離が離れているからこそ、なるべく密なやりとりが重要になるのだが、 今回の現場はそんなやりとりと遠くかけ離れたものであった。

  • ミーティング時にカメラをオンにしない(入場最初の挨拶の時でさえも)
  • 朝会、夕会などのデイリーミーティングがない
  • 雑談するような機会もない

企業文化と言ってしまえばそれまでであるが、 私にはこのスタイルが合わなかった。

結局参画先との関係性が悪くなり、実稼働わずか7日を持って退場させていただくことにした。

これがもしテレワークじゃなかったら?
すぐ隣にすぐ近くにいる人にに確認できる状況があったなら?

もっと違っていたのだろう。

わからないことがあれば馬鹿にされることなく確認できる心理的安全性があれば

もし私のように同じ悩みで苦しまれている方がいれば、
早めに退場なり別部署への異動を願い出るなどお勧めしたい。

結局は各個人の考え方・性格に依存することが多いのですから。

 

 

 

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白石 卓也

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