一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

会社勤めを辞めてフリーランスに転向して良かったと感じることがほとんどなのですが、1点懸念する面としては、保険関係です。

会社勤めをしていたときは、社会保険・厚生年金に加入していました。それを辞するタイミングで、国民健康保険・個人年金へ切り替えとなったのですが、やはり保証面で不安でした。

女性の場合は、妊娠・出産などで就業できない期間もあります。その間、一時給付金のようなものはないので、社会保険・厚生年金の必要性を強く感じました。

厚生年金保険は一定の条件を満たした会社員であれば加入しなければいけない制度です。フリーランスの場合は、会社に属していないので、厚生年金に加入できないのです。

負担金額についても、保険料は被保険者と事業主とで半分ずつ支払うので、国民年金よりも支払額が安く済むケースもあります。加えて、配偶者は保険料の負担がないなど、養う家族がいる場合にはさらに大きなメリットがあります。

加えて、厚生年金に加入すれば、老後の年金に「老齢厚生年金」が上乗せされるので、老後の年金が増えることにもなります。

さらに、障害年金や遺族年金が支給される際にも、厚生年金が上乗せされるので、いいことがたくさんあるんですよね。

フリーランスでも全国個人事業主支援協会のような境界に加入することで、会社勤めの時のように社会保険・厚生年金に加入できるので、「やっぱり、フリーランスになって良かった!」と心から思える今日この頃です。

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高橋 みのり

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