本格的な夏も終わり秋に入りましたが、まだまだ残暑が厳しい季節です。
植物たちはすでに来年への準備を進めています。
春に花を咲かせる多くの樹木は、夏に伸ばした枝先に花芽をつけます。
そのため、この時期に全体の枝を短く切ってしまうと、翌年は開花せず花を楽しめなくなってしまいます。
「そうはいっても、夏の間に枝が伸びてしまって困っているんだけど…」
そのような場合は全体の枝を切るのではなく、枝数を減らす透かし剪定と、徒長枝を切り詰める剪定を行なえば、花芽を残しながら形を整えることができます。
適切な管理をして来年の開花も楽しみましょう。