一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

先日、参画しているプロジェクトでシステムの納品日を迎えました。
残業や休日稼働をこなして無事に自分の担当分の作業を消化することができました。

本来であれば、契約上は日中の稼働時間に制限があるため、それ以外の時間稼働するかどうかはこちら側に一定の裁量があります。
もし、自分が既定時間外に作業をしなかったら、取引先の社員の方が巻き取って作業するか、もしくはスケジュールを再調整することになるでしょう。

今回私は、自ら手を挙げて、残業や休日稼働を進んで行いました。
なぜなら期日を過ぎて以降に作業をするよりも、納品前に作業をした方が、仕事の価値が高いからです。

作業が期日までに完了できなかった場合、その後の検証作業をする人が待ちの状態になることに加えて、マネジメント側がリスケジュールするという本来なかった業務をこなすことになります。
逆に納品前に作業を終えている場合はこれらの事態を避けることができるため、たとえ同じ作業をしていたとしても期日前と後とではその価値に差が生まれるということです。
期日直前に重点的に稼働して、期日後に休日をもらうよう調整しました。

この価値観の違いが、仕事に対して能動的かどうかを分ける一つの判断基準になるのではないかと考えます。

今後も過度に自己犠牲になりすぎるのはよくないと思う一方で、自分の仕事の価値が下がらない立ち回りをしていく所存です。

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