一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 腰椎について

皆さんこんにちは

今回は腰椎についてです。

腰椎は第1~5までの5つの椎骨で成立しています。第5腰椎は脊椎を構成する全椎骨中最大の椎骨です。
腰では椎体に対する椎間板の厚さが大きく、頚椎や胸椎に比べ前方への屈曲可動域が大きいのが特徴です。

第5腰椎~仙骨間が前後方向の可動域が大きく、約20°の可動範囲を持ちます。次いで第4~5間17°、第3~4間15°、第2~3間14°、第1~2間12°と上位の腰椎ほど可動範囲が狭くなります。

前方への屈曲可動域が大きい腰椎ですが、回旋については僅かな可動域しかありません。

脊椎の中では頚椎が回旋可動域45~50°、胸椎が35~40°の比較的広い可動範囲を持つのに対し、腰椎の回旋可動域は5つ合わせても僅か5~12°ほどです。その理由は椎骨1つ1つの椎間関節が頚椎や胸椎とは形状が異なるためです。

次回は構造をより詳しく解説します。

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寺口

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