一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

皆様こんにちは!鍼灸マッサージ師の工藤真(くどうまこと)と申します。

神奈川県横浜市北部を中心とした地域を対象に出張専門の治療院を開業しております。

現在、日本近海に台風が二つあります。今年も患者様から気象の影響で困っているとお話を多数いただきました。

台風のような気象の変化によって起こる体の症状を「気象病」と言います。

もともと抱えていた症状が天候に影響されて現れたり悪化したりするため、頭痛、神経痛、めまい、肩こり、関節痛、腰痛、眠気、耳鳴りなど耳の症状、気分の落ち込み、うつ、不安症など多岐にわたります。また古傷などが痛む事も多いです。

気象病は耳の奥にある感覚器が気圧の変化を感知する際に過剰反応し、それによって自律神経のバランスが乱れて様々な不調を引き起こすことが原因であると研究から分かってきました。
当院の患者様のお話では家族で同じような症状があるそうです。遺伝の影響で血管などの形が同じような弱点になっていると思われます。

耳の周囲の血行が悪くなると内部にムクミが発生する事があります。これにより刺激に過敏になり気象病を起こしやすくなります。気象病が起こりそうな時は耳の血行を良くすることが効果的な予防法と言われています。

耳の血行を良くするには、耳の周囲にホットタオルや温かい物を当てると良いでしょう。
そして耳のマッサージもおすすめです。
両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだまま回したりして刺激しましょう。

10月は台風のシーズンと言われています。少しでも体調良く過ごせると良いですね。

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