冷媒配管の冷媒漏れについて数回にわたり記述したいと思います。
表題のアリの巣状腐食ですが、近年、発生が見受けられるようになった症状で、
微細な一つの腐食孔から樹脂状に複雑に進行する特異な腐食であり、この腐食
断面形態を見ると、土中に作られるアリの巣に似た形状に類似していることから、
アリの巣状腐食と呼ばれています。
被覆銅管においても、施工後一定の放置期間を経て、運転開始後まもなく
ガスリークが発見される場合があります。今回は、ここまでと致します。